こんにちは!たかあーるです。びもじとざん18日目(上級編の3日目)です。
上級編で解説するポイントはこちら⬇
綺麗な漢字を書けるように練習しているんだけど,もっと大人っぽいカッコいい字にしたいなぁ。
それなら「画と画を離す」ってことをやってみたらどうかな?
こんな感じになるよ。
ホントだ! 字の印象が変わった!
どうしたら良いのか教えて。
というわけで今回は,ワンランク上の綺麗な漢字を目指して,「画と画を離す」というテクニックを紹介します。
この内容は好みの問題もありますから,「こうした方が良い」というよりも,「こういう書き方もできるよ」という内容です。
この記事では,ワンランク上の大人っぽい綺麗な漢字を書くための,「画と画を離して書くテクニック」と,「どういう時に離して書いて良いのか」を解説します😄
今回のテーマは「画と画を離すことでかっこいい漢字,大人っぽい綺麗な漢字を書こう」です。
この記事の結論を見ておきましょう。
・画と画を離すと大人っぽい綺麗な漢字になる。
・画と画は基本的にくっつける。
・離して良いのは,四角で囲まれた横画と,四角の左上。
・離して書く場合は,あまり空間を空けすぎない。
この記事を読んでもらえれば,「ワンランク上の綺麗な漢字を書くための「画と画を離すテクニック」」が身に付きます😄
それでは18日目,いってみましょう❗
目次
1.画と画を離すことで大人っぽい綺麗な字にできる
早速ですが,先ほどの2種類の字を比べてみてください。
上下の違いはどこにあるでしょうか。
正解は,,,「画と画を離している所がある」ということです。
どちらの書き方が良いですか?
これは好みの問題もあるので,「こうした方が良い」ということではありません。
ただ,特に上の写真の「見」という字を比べてみると,画と画を離して書いている下の字の方が大人っぽい字に見えませんか?
すべての画をくっつけて書いている上の字は,少し「機械的な印象」がありませんか?
この理由は単純で,本や新聞などで見る活字では,画と画が離れた字ではないからです。
2.画と画は「基本的にくっつけて書く」
「画と画を離すと大人っぽい綺麗な漢字にできる」のですが,
でも,「なんでもかんでも離して書いていいわけではない」のです。
むしろ,「基本的には「画と画はくっつけて書く」」ものです。
(※大前提として,「さんずい」や「川」など,活字でも離して書くものは当然離して書きます。)
先ほどの字の画をすべて離して書いてみます。
どうでしょうか。
かなり「スカスカ」で「弱々しい字」に見えてしまいます。
つまり,「離して書いていい場合と離してはいけない場合がある」ということです。
「基本はくっつけて書く」ということは覚えてもらったうえで,次に大事になるのは「どういう時に離して書いていいのか」ですよね。
次にこれを解説していきます。
3.画と画を離していい時はどんな時?
どんな時に離していいのかを教えて!
2つの代表的なパターンを紹介するよ!
まずはこれを押さえておこう。
3-1.四角で囲まれた短い横画の右側
画と画を離していい時の1つ目は,
「四角で囲まれた短い横画の右側」
です。
文字で見ると分かりづらいですから,これ⬇を見てください。
赤で書いている横画の右側を空けていますよね。
それを囲っている四角の部分を青で書いています。
このような場合には,横画を右側の画にくっつけずに止めてOKです。
次に,「どのくらい空けていいのか?」という問題が出てきます。
もちろん,あまり空けすぎてしまうとバランスが悪くなってしまいます。
画を離して書く場合のポイントは2つです。
・目安として,横幅の3分の1以上は書く。
・2本以上並ぶ場合は,長さを揃える。
この2つのポイントを押さえておかないと,バランスが悪くなります。
スペースは少し空いていればよいので,あまり極端に空けすぎないようにしましょう😄
3-2.「かんむり」や「かまえ」などの,左上の縦画と横画
画と画を離していい時の2つ目は,
「「かんむり」や「かまえ」などの,左上の縦画と横画」
です。
といっても,こちらも文字で見ても分かりづらいと思うので,例を見てみましょう。
四角になる部分の左上,縦画と横画の書き始めの部分です。
繰り返しになりますが,「くっつけて書かなければいけない」というわけではありません。
ですから,上の画像の青字の「間」のように,1つの字の中で使い分けても大丈夫です👌
この2つ目のパターンも「どのくらい空けていいのか?」を解説しておきましょう。
こちらのパターンでは,
少しだけ空ける
ことを意識しましょう。
やはり空けすぎはバランスを崩してしまいます。
先ほどの画像よりも大きく空けてしまうとバランスが悪いので,最大で先ほどの画像くらいと思っておいてください😄
4.その他の離して書いてもいい例
画と画を離して書いていい代表的な2つのパターンを紹介しました。
もちろん,その2つのパターン以外にもあるんですが,まずは先ほどの2つのパターンを押さえてもらえれば大丈夫です。
ここでは,参考程度に例を紹介します。
「これを覚えてね」ということではありませんのでご安心ください。
大事なことは「くっつけて書かないといけない訳じゃないんだ」ということを知ってもらえることです😄
5.まとめ
以上,「画と画を離すことでかっこいい漢字,大人っぽい綺麗な漢字を書こう」でした😄
今日のまとめです❗
・画と画を離すと大人っぽい綺麗な漢字になる。
・画と画は基本的にくっつける。
・離して良いのは,四角で囲まれた横画と,四角の左上。
・離して書く場合は,あまり空間を空けすぎない。
「四角で囲まれた横画」と「四角の左上」を少し離して書くことで字の印象が大人っぽくなります。
毎回,すべて離して書かなければいけないものではありませんから,気軽に試してみてください😄
次回は2文字以上の字を書く際の「字の大きさ」と「センターを通すことの大事さ」について解説したいと思います。
次回の記事もぜひ読んでみてくださいね😄
「びもじとざん」18日目,完❗
「相即不離」(そうそくふり)
「関係が非常に密接で切り離せないこと。区別がつかないほど密接な関係のこと。「相即」は仏教語で、二つの事象が溶け合って、差別なく一体となること。」
(goo辞書四字熟語より)