こんにちは!たかあーるです。びもじとざん3日目(基礎編)です❗
前回と前々回に続いて書く前の準備,その第3弾になります。今回の内容で準備完了になります😊
もし前回と前々回の記事に目を通していなかったらそちらも読んでみてくださいね😊
何となく持っているけど,ペンの正しい持ち方ってよく分からないや。
それじゃあ今回は,基本的なペンの持ち方を解説していくね。
ペンの持ち方はとても大事です。
長年字を書いてきているので,クセが強く出てしまうところでもあります。
染み付いてきた癖がある場合,直すのは大変ですし,持ち方を変えると最初はものすごく違和感があるはずです。
でも,正しい持ち方をすると字も自然と変わってきます❗
今回は,「綺麗な字を書くための正しいペンの持ち方~3本で持ち2本を添える~」です。
ぜひ自分のペンの持ち方をチェックしてみてください❗
先にこの記事の結論を伝えておきます。
・親指の腹,人差し指の腹,中指の第1関節でペンを持つ。
・薬指と小指は添えて,小指の外側~手首を紙や机に固定する。
・ペンが人差し指の付け根に当たる位置で,60°くらいで持つ。
・字を書く時は,手首を支点にしてペンを動かす。
・力を抜いて軽く持つ。
この記事を読んで,このような⬇正しいペンの持ち方の基本を身に付けましょう❗
それでは3日目,いってみよ~う❗
目次
突然ですが,これを読んでくださっている方はペンをどのように持っていますか❓
特に意識することなく,普段通りの持ち方でペンや鉛筆を持ってみてください✍
ペンの持ち方はいつ頃習ったのか,今となっては思い出せません。
でも,字を書く時って,ペンの持ち方がものすごく影響しますよね?
お箸の持ち方も似たようなところがあるかもしれません。
正しい持ち方というものがありますが,小さいころからの癖が残ってしまっていたりすると直すのが大変です…
では,早速ですが基本となるペンの持ち方を見てみましょう。こんな感じ⬇です。
ペン先方向から見るとこんな感じ⬇です。
正しいペンの持ち方のポイントは4つです。
- 親指の腹,人差し指の腹,中指第1関節の3本でペンを持つ。
- 自分から見て,親指はペンに対して奥,人差し指はペンと同じ方向,中指はペンよりも手前を向く。
- ペンは紙に対して60°くらいの角度で持つ。
- 薬指,小指は中指に並べる形で添えて,小指の外側~手首を紙や机につける。
- 力まず,力を抜いて軽く持つ。
写真を見ながらこれらのポイントを順番に見ていきましょう。
まずひとつめのポイント,「親指の腹,人差し指の腹,中指第1関節の3本でペンを持つ」です。
ペンは基本的に親指,人差し指,中指の3本で持ちます。
それぞれの指がペンと接する3カ所に赤丸を付けてみました。
※ペンを動かすと人差し指の付け根や第2関節にも触れます。
このような⬇感じですね✍
つづいて2つ目のポイント,「自分から見て,親指はペンに対して奥,人差し指はペンと同じ方向,中指はペンよりも手前を向く」です。
持っている3本の指が同じ方向を向いているわけではないですよね?
写真に矢印を入れてみましたので,同じように持ってみてください。
次に3つ目のポイント,「ペンは紙に対して60°くらいの角度で持つ」です。
これまで説明してきた持ち方をすると,紙や机の面に対するペンの角度は自然と60°くらいになっているるのではないでしょうか。
絶対にこの角度というわけではありませんが,私はこのくらいの角度で持っています。
横から見るとこんな⬇感じです。
ちなみに,毛筆の場合は90°近くまで筆を立てます✍
そして4つ目のポイント,「薬指,小指は中指に並べる形で添えて,小指の外側~手首を紙や机につける」です。
薬指と小指は,中指に揃える形で添えましょう。
そして,小指の第1関節~第2関節,小指の付け根から手首にかけての膨らんだ場所(呼び方が分かりません…写真に印をつけておきますm(_ _)n)を机につけて支えにします。
小指の部分は机や紙に接触しながら少し動きます。
紙の上を滑るイメージですね😄
最後に5つ目のポイント,「力まず,力を抜いて軽く持つ」です。
力が入ってしまうと,
- 動きが硬くなって上手く書けない。
- 疲れる。
ということになってしまいます。
もし,力を抜くとペンを持てないということですと,それは持ち方が正しくないということになります。
以上で説明した持ち方が基本になります。
ぜひ意識してみてくださいね😄
正しいペンの持ち方が分かったところで,ちょっとこんなことを考えてみましょう。
どうしてその持ち方をするの?
ということですね。
考えてみれば,お箸もそうですし,ペン,筆,野球のバット,剣道の竹刀,などなど,いろんなところで「正しい持ち方」というものがあります。
「正しい持ち方」に共通するのは,当たり前ですが「その持ち方をするのが一番いい」ということです。
「一番いい」と言っても分かりづらいですね😅
もう少し分かりやすく言うと,「食べやすい」,「書きやすい」,「持ちやすい(力が入る)」持ち方ということです。
ペンも持っているだけでなく,字を書くために動かします。
その時に「動かしやすい」,「力まずに適度な力が入る」のが正しい持ち方ということになります。
なるほど~,そういうことなんだね。
ということで,「ヨコ」,「タテ」,「左ナナメ(左払い)」,「右ナナメ(右払い)」をした時の動きを写真で確認してみましょう。
(動きが小さくて見づらいかも…😅)
写真ではこれでも大きく動かしているんですが,ちょっと見づらいですね…
正しい持ち方だとこういう動きをしやすいんです。
改めて簡単にまとめると,
- 横画は親指を右に押すように手首から先全体を右に回す。
- 縦画は人差し指と中指でペンを立てるように動かす。
- 左払いは人差し指と中指で左手前に押す。
- 右払いは手首を少し左に回して,人差し指と中指でペンを立てるように動かす。
(縦画を書く動きに,手首を少し左に回す動きを加える。)
それぞれ写真を見ながら動かしてみてください😄
こういう動かし方をしやすいのが正しい持ち方ということなんですね。
ペンを握り込んでしまったり,手首を大きくひねってしまっていたり,正しい持ち方とは少し違う持ち方をしていることもありますよね。
そういう持ち方だとダメなの?
そういう持ち方だとダメなの?
ということを考えてみましょう。
長い間しみついてきたものですから,本人にとってはそれが書きやすい(というより,正しい持ち方でも最初は書きづらく感じる)んですよね。
結論から言えば,
ダメではないけど,字を上手に書きたいなら直したほうがいいよ!
ということです。理由は先ほど書いた通りで,「正しい持ち方が一番書きやすい」からです。
本人にとって,といったことではなくって,「人間の身体の構造的に」書きやすいということなんですね。
ポイントは「可動域の広さ」です❗
握りこんでしまったりすると,自由に動かせる範囲が狭くなってしまいますし,手首をひねってしまっていたりすると,変に力を入れないと動かしづらいんです。
力が入る=繊細な動きができない,ということなんです。
しかも疲れます(笑)
良いこと無し,ですね😅
握りこんでしまっている写真と,手首をひねってしまっている写真⬇
こういう「人間の身体の構造から見て使いやすく」設計されている「エルゴノミクス〇〇」って色々ありますよね。
私が使ったことがあるのは「キーボード」と「マウス」です。
マウスはどうしても合わなかったのですが,キーボードは愛用しています。
通常のキーボードは不自然な姿勢になってしまうんですよね。
パソコンに向かって作業をしていて疲れるのも必然なんですね😭
正しいペンの持ち方について説明してきました。
大事なことは,
・親指の腹,人差し指の腹,中指の第1関節でペンを持つ。
・薬指と小指は添えて,小指の外側~手首を紙や机に固定する。
・ペンが人差し指の付け根に当たる位置で,60°くらいで持つ。
・字を書く時は,手首を支点にしてペンを動かす。
・力を抜いて軽く持つ。
でしたね😄
ということで,以上「綺麗な字を書くための正しいペンの持ち方~3本で持ち2本を添える~」でした❗
書くときに意識してみてもらえると嬉しいです。
これで準備万端ですね❗
次回からは具体的な美文字ポイントに入っていきます❗お楽しみに😄
「びもじとざん」3日目,完❗
そういえば,もしかしたら気付いた方もいるかもしれませんが,記事のアイキャッチ画像に毎回四字熟語を入れています(笑)
その記事の内容から連想できそうなものを(笑)
ネタ切れが心配ですが,できる限り続けていきたいと思います(笑)
今回は「準備万端」
「諸般の準備、あるいは準備の全て、などの意味の表現。一般的には、準備万端整っているさま、万全の用意ができている状態などを意味するものとして用いられる。」
(weblio 辞書より)
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