こんにちは!たかあーるです。びもじとざん「個別漢字編」です❗
今回は「東」の書き方がテーマです。
住所を書く際によく使う字ですね。
左右対称に近い形で比較的シンプルですが,意外とバランスが取りづらいのではないでしょうか。
先に「東」の字全体でのポイント3つをお伝えしておきます。
・字は縦長に書く。
・2~5画目の「日」の部分は横長になるように書く。
・1画目→2,3画目→7,8画目と下に行くほど横幅が広く,ハの字型になるように書く。
です❗
個別漢字編のテーマはこちら⬇です。
手本通りに書くと言っても,どういうところを見たらいいか分からないよ。
1画ずつマニアックに解説していくから参考にしてね。
字を書くことが苦手な人にとっては,「どういうところに気をつけて書いたらいいか分からない」ということがあると思います。
私は手本があっても絵が全く描けませんが,字でも同じではないかと思い,1画ずつ(時々数画まとめて)解説してみます。
(※あくまでも書き方の1つを紹介するもので,他の書き方もありますし,それを否定するものではありません😄)
ということで,「【東の書き方】上手に書くコツとバランスの取り方を1画ずつ紹介」です。
この記事の通りに書いてもらえれば,バランスの取れた「東」の字を再現できるはずです❗
toc
1画目から見ていきましょう。
1画目は短くてシンプルな横画ですが,これを書き出す位置や大きさによって字全体の配置と大きさが決まります。
1画目のポイントは3つです。
1画目はシンプルな横画ですので,特に難しいポイントはありません。
長く書きすぎないように気を付けましょう。
1画目のポイントに対応した良くない例を紹介しておきます。
右上がりに短く,これを意識しましょう!
2画目は字全体の印象に影響するポイントが多い画です。
2画目のポイントは3つです。
内向きに短く書くことで,2~5画目の「日」の部分が横長になり,字全体のバランスが良くなります。
色々な字の中に登場する「日」のパーツは,今回のように下を狭く内向きにする場合と,まっすぐ書く場合があります。
ほとんどの場合,「日」の部分が横長か正方形に近い場合は内向きに,縦長の場合はまっすぐ書く,と覚えておくと便利です。
このポイントについて,詳しくはこちらの記事をご覧ください。
2画目のポイントに対応した良くない例を紹介しておきます。
位置,角度,長さ,どれかひとつでも字のバランスを大きく崩してしまいますね。
3画目は「折れ」のある画ですね。
2画目に合わせて書けばOKですので,2画目のポイントが押さえられていればそれほど難しくありません。
3画目のポイントは3つです。
3画目の書き出しは2画目とぶつけても構いません。
好みの書き方でOKです👍
3画目のポイントに対応した良くない例を紹介しておきます。
2画目に合わせて,長さや角度を調整しましょう。
右上がりの部分以外は,左右対称になるくらいのイメージです😄
4画目と5画目はまとめて見ていきます。
シンプルで短い横画が2本ですね。
4,5画目のポイントは3つです。
1,2画目と平行に,等間隔なるようにするのがポイントです。
4画目の右側は3画目とぶつかるまで長く書いても良いのですが,少し空けた方がカッコよくなります。
4,5画目のポイントに対応した良くない例を紹介しておきます。
「1,2画目と平行に右上がりに,等間隔に」,これに尽きます!
「東」の字で一番大きな画の6画目に行きます。
といっても,シンプルな縦画ですので心配はありません。
6画目のポイントは3つです。
6画目はかなり長く書きます。
1画目より上に出る部分が短くならないようにしましょう。
1画目と3画目の間の幅よりも長くするというのを目安にしてみて下さい。
5画目より下の部分も長く書きます。
5画目より上の部分と,5画目より下の部分の長さが同じになるくらいを目安にしてみて下さい。
6画目のポイントに対応した良くない例を紹介しておきます。
やはり長さが足りないとバランスが崩れてしまいますね。
長い画を「まっすぐ書く」のって難しいですよね。
気を抜くと「ふにゃっ」となってしまいます(笑)
「まっすぐ書く」と意識するだけでも変わりますから,ぜひ意識して書いてみて下さい。
7画目と8画目もまとめて見ていきます。
基本的な右払いと左払いですね。
7,8画目のポイントは3つです。
角度と長さに気を付けて書きましょう。
どちらも45度くらいで,上の「日」の横幅より少し広くなるように書きます。
そうすると,字の下側は逆三角形になります。
7,8画目の下側も自然と揃ってくるはずです。
7,8画目のポイントに対応した良くない例を紹介しておきます。
角度,長さのどちらかがズレてしまうとバランスが悪くなってしまいますね。
最後に,「東」の字の全体的なバランスとポイントについて紹介します。
「東」の書き方,字全体のバランスで気を付けるポイントは3つです。
ここまで紹介してきたそれぞれの画のポイントを押さえていけば,自然とこの形になっているはずです👍
「東」の字全体のポイントに対応した良くない例を紹介しておきます。
どれもバランスが崩れてしまっています…
以上,「【東の書き方】上手に書くコツとバランスの取り方を1画ずつ紹介」でした。
住所だけでなく,名字でも使われる字なので,この記事の内容を参考にしてぜひ書いてみてほしいです😄
これらのポイントを押さえていけば,かなり安定してバランスの取れた「東」の字が書けるはずです😄
縦画,横画,左右の払いなど,多くの字に共通する基礎的な画がある字なので,他の字にも応用できるポイントが多い字ですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
※「個別漢字編」はこちら,「個別部首編」はこちらからご覧ください。
※「個別漢字」や「部首」で解説希望のものがあれば,コメント等で教えていただければ幸いです😄
「日」などの縦画を「内向きにするかまっすぐにするか」についてはこちら⬇の記事をご覧ください。
美文字のための縦画の書き方 基本はまっすぐ!斜めに書く時の独自の判別方法も解説