こんにちは!たかあーるです。びもじとざん8日目です❗
前回は横画を書く時に右上がりを意識しよう!ということで,横画について考えてきました。
横画についてはこちらの記事をご覧ください😄
【簡単で美文字効果抜群】横画を右上がりに書くだけで見違えるような字になる
さて,横画とくれば当然,,,そう,縦画ですね❗
というわけで,今回は縦画について考えてみたいと思います。
今回のテーマは,「美文字のための縦画の書き方 基本はまっすぐ!斜めに書く時の判別方法も解説」です❗
縦画も横画と同じように,色々な字に登場する基本中の基本の画ですよね。
ですから,使える場面も多く,効果も抜群です😄
「え?縦画って,普通に縦に書けばいいだけじゃないの?
と思うかもしれません。
でもたとえば,「口」,「日」,「景」などを上手く書いてみてと言われるとどうでしょうか?
よく下を少し狭くするように内向きに書くのがポイントと言われますよね。
でも,すべて内向きにすればいいわけではないですよね?
どういう時に内向きにするの?と言われると,結構悩んでしまいませんか?
という感じで,基本的ではあるんですが奥が深いんですね🤔
ですから,じっくり見ていきましょう😄
今回の結論を先に見ておきましょう❗
・縦画は基本まっすぐに書こう
・左右で2本セットになる場合には内向きに書くと美文字になることがある
・セットの部分が縦長か正方形なら内向き,縦長ならまっすぐ書こう
・迷ったら内向きに書こう
この記事を読んでもらえれば,「縦画の基本の書き方」,「まっすぐ書く時と斜めに書く時の判断基準」,が分かりますよ。ぜひ練習してマスターしましょう😄
それでは8日目,いってみよ~う❗
目次
1.縦画はまっすぐに書くのが基本
まず,縦画の基本は「まっすぐ書く」ということです。
線自体が曲がってしまったり,直線でも斜めに書いてしまったりすると良くありません。
実際に比べてみましょう❗
この写真のものはかなり極端に書いていますが,見ての通り,まっすぐに書くのが一番ですよね。
写真の2行目のように線が斜めになってしまうと字が傾いて見えてバランスが悪いです。
また,3行目のように線自体が曲がってしまうとこれもやはりバランスが悪いですね。
「側」のような書き方だと字が丸まって見えてしまいますし,「利」のような書き方だと反り返って見えてしまいます。
※少し反らして書く場合もありますが,ここではあくまでも「基本の美文字,整った文字」のためのものを書いています😄
ということで,「基本はまっすぐ❗」まずはこれを押さえましょう😄
2.下を狭くするように内向きに書くと美文字になる
基本はまっすぐ書くのですが,「口」や「田」などの美文字ポイントとしてこのようなものを聞いたことがありませんか❓
「下を狭くするように内向きに書くのがポイントです」
これは正しいんです。実際に見比べてみましょう❗
どうでしょうか❓
下を狭くするように内向きに書いた,上の字の方が良いですよね?
しかもこれ,美文字のためのポイントとしてはものすごい重要ポイントです!😮
こうなってくると,
まっすぐ書くのが良い時と,内向きに書くのが良い時があって,分からないよ!!
という声が聞こえてきそうです😅
どういう時に内向きにするのか,なぜ内向きにするといいのか,順番に見ていきましょう。
2-1.左右で縦画2本がセットになる時に書くことがある
どういう時に下を狭く,内向きに書くことがあるの?
まずはここから考えていきましょう❗
たとえば,「平」,「木」,「休」などの字の縦画はまっすぐ書きますよね?
でもさっきの例で出した「口」,「田」,「雨」などの字は斜めになりますよね?
この違いって何でしょう?
と考えてみると,どうでしょうか。
分かった!内向きにする時はセットになる2本の縦画があるよ!
その通りです。左右2本でワンセットになるような縦画がある時には斜めにすることがあります。
実際に色を付けて見てみましょう。
左右でセットになっているものが赤色,セットではない縦画が青色です。
このように,左右でセットになるような時に下を狭く内向きにすると,美文字になることがあります。
さて,ここまで読んでいただいた方はそろそろお気づきでしょうか…❓
そう,「~ことがある」という,いかにも怪しげな表現をしていたことに…😱
そうなんです…左右セットになっていても内向きにしないこともあるんです…
じゃあどうしたら,,,というのはもう少し後で解説しますからご安心ください😀
2-2.なぜ斜めに書くのか,また,書いてもいいのか
まっすぐが基本で,斜めに書くと字が傾いてしまうっていうことだったのに,
内向きにして,斜めに書いてもいいの?
と思いますよね。それはズバリ,
左右で反対向きに書いているから,それでバランスが取れているんだよ
ということなんです。
ですから,2本とも同じ方向に傾けてしまったらやはりダメなんですね。
そもそもどうして下を狭く内向きにすると綺麗な字になるの?
はい,疑問に思いますよね。
これなんですが,,,やっぱり習った記憶もありませんし,探してみても見つからないんですよ😭
「下を狭く内向きに書こう」というのはたくさん見かけるんですが…
で,その理由なんですが,私なりに考えるとこういうことじゃないかな,と。
こういうことではないかと思います。
ものすご~くざっくり言ってしまえば,「その方がカッコよく見えるから❗」という元も子もない理由になってしまいます(笑)
3.まっすぐ書くか内向きに書くかの判断基準とは?
さて,お待たせしました!いや!お待たせしすぎたのかもしれません!(笑)
まずはこちらの写真を見てください。
下を狭くして内向きに書く場合と,まっすぐ書く場合が混ざっていますよね。
しかも❗ 同じ「日」でも内向きにしたりまっすぐ書いたり…
法則性が見いだせないですよね。
3-1.決まりはないし,1文字ずつ覚えるのは難しい
と~っっても残念なんですが,これは,決まりとか分かりやすい法則って無いんだと思います。
それってつまり,結局1文字ずつ覚えるしかないんじゃないの?
と思いますよね。実際多くの人はそうしているんじゃないかと思います。
私も結果的にはそのようにしてきたんだなぁ,と改めて思います。
だがしかし❗❗ このびもじとざんブログの特長は「共通ポイント」を見出すことにあるのですっ🤩
1文字ずつ覚えてね♪ごめんね♪ テヘペロ♪
みたいなことはしません❗
そして色々考えた結果,かなり当てはまりの良い信頼できそうなものを考えました❗
3-2.横長の時,正方形に近い時は内向き,縦長の時はまっすぐ
私が考えた信頼できそうなものとは,
「字の四角い部分を見て,横長の時,正方形に近い時は内向き,縦長の時はまっすぐ書く❗」です。
たとえば,「貝」が付く文字の「費」,「則」,「賃」などは全てまっすぐですよね。
「目」が付く文字の「見」,「眼」などもまっすぐですよね。
逆に「口」が入る文字の「知」,「京」などの多くの文字では内向きになります。
そこで上の法則が使えるのではないか❗と閃きました😀
先ほどの写真をもう一度見てみましょう。
絶対とまでは言い切れませんが,多くの場合にはこれで通用するんではないかと思っています👍
そういう例としては,たとえば,「面」の内側の2本の縦画は,縦長なのですが,やや内向きに書きます。
また,「書」の1画目,「雪」の9画目などは,ペアになる画はないですが,やや左向きに傾けて書きます。
ポイントとしては「その画を含むパーツが横長」であって,「その縦画が字やパーツの真ん中ではない(右側が多い)」ことです。
こういった例はありますが,基本的なケースは押さえられているんではないかと思います😀
また,これは「日」,「口」,「目」などの分かりやすい四角い部分以外にも応用できます。
たとえば,このような⬇ケースです。
どうでしょうか?思ったよりも色々なところの判断に使えると思いますので,ぜひ意識してみてくださいね😄
最後に,
どっちか迷った時はどうしたらいいの?
について答えておきます😀
迷った時は,内向きに書いておくのが無難だよ
です。
理由は結構単純で,
からです。迷ったら下を狭く内向きにしておきましょう👍
以上,「美文字のための縦画の書き方 基本はまっすぐ!斜めに書く時の独自の判別方法も解説」でした😄
今日のまとめです❗
・縦画は基本まっすぐに書こう
・左右で2本セットになる場合には内向きに書くと美文字になることがある
・セットの部分が縦長か正方形なら内向き,縦長ならまっすぐ書こう
・迷ったら内向きに書こう
「横画」,「縦画」と来ましたので,次は「斜め画」です❗次回もお楽しみに😄
「びもじとざん」8日目,完❗
今回は「規矩準縄」(きくじゅんじょう)
「物事や行為の標準・基準になるもののこと。手本。きまり。物事の基準や法則。」
(goo辞書四字熟語より)