こんにちは!たかあーるです。びもじとざん基礎編番外編です❗
今回のテーマは,「美文字のための「ひらがな」のコツと書き方 あ行編」です❗
このブログの文章を見ても分かる通り,文章全体に占めるひらがなの割合はかなり高いんですね。
ひらがなは画数も少なくてシンプルに見えることもあって,つい漢字に目が行きがちです。
でも,ひらがなも書くのが難しくて,登場回数も多いです。
ですからここで「基礎編番外編」として,まとめて確認しておきましょう😄
この記事では「ひらがな全体のコツ,ポイント」と「あ行」を取り上げます。
まずは,今回の結論を先に見ておきましょう❗
・ひらがなは「やわらかく」,「曲線的に」書くことを意識しよう。
・ひらがなは,個別に1文字ずつ練習してマスターしよう。
この記事を読んでもらえれば,「ひらがなをキレイに書くコツや練習の際に意識すると良いこと」や,「あ行のひらがなの書き方のコツと練習のポイント」が分かりますよ😄
私なりの書き方ですので,他の書き方を否定するものではありません😄
ぜひ練習してマスターしましょう😄
それではひらがな編「あ行」,いってみよ~う❗
目次
1.美文字のための「ひらがな」の基本的なポイント
まずはひらがな全体に関係することを2つお伝えしておきます❗
1-1.ひらがなは1文字ずつ,個別に覚えよう
今回から10回ほどに分けて「ひらがな」を見ていきますが,まず,全体の方針について確認しておきたいと思います。
このブログでは,美文字のための「共通ポイント」をとても重視しています。
それは,
という理由があるからです😄
常用漢字で2,000以上の漢字があるんですね😮
ところが,ひらがなの場合には,
ということになります。
ひらがなは,現代ではなかなか使用しない「ゐ,ゑ」を入れても数は少ないです。
また,「濁点(゛)」や「半濁音(゜)」,「拗音(ようおん,「きゃ」などの小さく書くものですね)」は,字のバランス自体に変化はありませんので,大きな問題にはなりません😄
さらに,ひらがなには「共通のパーツ」といったものも少ないです。
ですから,,,
「ひらがなは1文字ずつ全部個別にマスターする方が良い❗」ということになります。
ひらがなは,この方法で行きたいと思います😄
1-2.ひらがなは「やわらかく」,「スペースを広くとって」書こう
ひらがな全体に共通するポイントについてお伝えしておこうと思います。
ひらがなってどういう風に書く?
漢字と比べてやわらかく,丸みが出る感じだよね?
私もそう思うよ!でも,なんでそういう形になっているんだろうね?
えーっと,,,そう言われてみれば,なんでだろ?
ひらがなが漢字に比べて曲線的に書くということは,何となく実感していることと思います。
パソコンで文章を作成しても,ひらがなは直線が圧倒的に多いですよね🤔
では,なぜ曲線的なのか❓ という問題がありますね。
じゃあ,楷書と行書はどちらが曲線的に書くかな?
それなら行書だと思う!
あれ?ってことはもしかして…?
その通り!ひらがなは漢字を崩して作られたものだからだよ。
たとえば,「あ」は「安」の字から作られたんだよ。
基本的には,漢字を「楷書」→「行書」→「草書」と崩していって,それをもっとシンプルな形にしたのが「ひらがな」なんですね😄
ですから,ひらがなの書き方の大原則は,
やわらかく,曲線的に書く
です。
そして,もうひとつのポイントは,
画と画のスペースを広くとる
ということです。
ひらがなは画数が少ないので,画と画の間のスペースを広くとることを意識すると良いですよ😄
2.「あ」の書き方のポイント
ここからは個別のひらがなを見ていきましょう。
まず「あ」です。
この字は,「安」という漢字から作られました。
楷書→行書→草書→ひらがな,の順で書いてみました。
「あ」の書き方のポイントはこのような⬇感じです。
・2画目の書き始めと書き終わりは中心に来るように書く。
・1画目の終わりと3画目の書き始めの縦の位置を揃える。
・1画目と3画目の間や,3画目の右側の部分のスペースを広くとる。
・3画目の最後は1画目や3画目の左側よりも下まで抜ける。
ひらがなは本当に難しいと思います。
ぜひ,繰り返しこの画像を見ながら練習してみてください😄
3.「い」の書き方のポイント
つづいて「い」の書き方に行きましょう。
「い」は「以」という漢字から作られました。
何となく「い」からイメージ出来そうな感じがしますよね😄
「い」のポイントはこの⬇4つになります。
・1画目と2画目の上を揃える。
・2画目の書き終わりは1画目よりも上で止める。
・1画目と2画目の間のスペースを広くとる。
・1画目の終わりから2画目の始めが繋がるように意識して書く。
どのくらい斜めに書くか,など,色々と書いて比べて見て修得して欲しいと思います😄
4.「う」の書き方のポイント
折り返し地点,3つ目の「う」に行きましょう😄
「う」は「宇」という漢字から作られました。
こちらも,何となくイメージが出来るかもしれませんね。
「う」のポイントはこの⬇5つです。
・字全体を縦長に書く。
・1画目と2画目が繋がるように意識して書く。
・1画目と2画目の右側がそろうように書く。
・字の左側が3角形になるように書く。
・2画目の間のスペースを広くとるように意識して書く。
左側が三角形になるように意識すると,2画目の最後をあまり左に向けないように書けるようになります😄
5.「え」の書き方のポイント
つづいて,「え」に行きましょう。
こちらは元の漢字がイメージしづらいですが,「衣」という漢字から作られました。
「え」のポイントは次の⬇3つです。
・2画目の左下部分は,左斜めの部分の3分の1程度を重ねるように書く。
・1画目と,2画目の縦の部分が字の中心に来るように書く。
・2画目の最後の横の部分は,左側の折り返し地点より少し下になるように書く。
この「え」という字は,個人的には結構苦手です😅
角度,バランスなど,難しいですよね。
繰り返し練習して,自分なりの「うん!こんな感じ!」というものが書けるようになるとバッチリですね😄
6.「お」の書き方のポイント
あ行の最後は「お」ですね。
「お」は「於」という漢字から作られました。
この字もなかなか元の漢字をイメージしづらいかもしれませんね😅
「お」のポイントはこの⬇5つです。
・2画目の左側の「くるん」と書く部分は,小さく三角形に書くことを意識する。
・2画目の終わりは,3画目への繋がりを意識して上に向く。
・2画目の下の部分は,低く潰すようにして,横長に書く。
・1,2画目と3画目との間のスペースを広くとるように意識する。
・2画目と3画目の右側を揃える。
この「お」という字も,バランスを取るのが難しいですよね。
安定して書けるようにしたいですね😄
7.まとめ
以上,「美文字のための「ひらがな」のコツと書き方 あ行編」でした😄
今日のまとめです❗
・ひらがなは「やわらかく」,「曲線的に」書くことを意識しよう。
・ひらがなは,個別に1文字ずつ練習してマスターしよう。
※個別の字はそれぞれの写真を見ながら練習してみてくださいね😄
次回は順番通り「か行」について整理していきたいと思いますので,お楽しみに❗
それでは,お疲れさまでした❗😀
「びもじとざん」番外編「あ行編」,完❗
ひらがなシリーズへのリンク✍
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「さ行」のひらがなの書き方とコツ
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