こんにちは!たかあーるです。びもじとざん基礎編番外編です❗
今回のテーマは,「美文字のための「ひらがな」のコツと書き方 な行編」です。
ひらがなはそれぞれの行ごとにまとめていますので,こちらから見てみてください😄
今回は「な行」だよね?難しい字が多い気がする…
たしかに,ちょっとくせ者の字が多い印象だね。1文字ずつじっくり見ていこう!
「な行」のひらがなは,バランスを取るのが難しい字が多いですね。
でも,1文字ずつ練習していけば,かなり安定して書けるようになります。
この記事で「な行」のひらがなを安定して書けるようにしてしまいましょう。
ひらがなは数が少なくて,しかもよく登場しますから,練習の効果は抜群ですね😄
まずは,ひらがな全体に共通するポイントを確認しておきましょう。
・ひらがなは「やわらかく」,「曲線的に」書くことを意識しよう。
・ひらがなは,個別に1文字ずつ練習してマスターしよう。
この共通ポイントについて詳しくはこちら⬇の記事に書いてありますので,ぜひ読んでみてくださいね。
この記事を読んでもらえれば,「な行のひらがなの書き方のコツと練習のポイント」が分かりますよ😄
私なりの書き方ですので,他の書き方を否定するものではありません😄
ぜひ練習してマスターしましょう😄
それではひらがな編「な行」,いってみよ~う❗
目次
1.「な」の書き方のポイント
「な行」のひらがなを1文字ずつ見ていきますよ~❗
まずは「な」ですね。
1文字目からなかなか厄介な字が出てきましたね。
この字は,「奈」の字から作られました。
これは比較的イメージしやすかったのではないでしょうか。
写真には,楷書→行書→草書→ひらがな,の順で書いてあります😄
「な」の書き方のポイントはこの⬇4つです。
・2画目→3画目→4画目が繋がるように意識して書く。
・1,2画目と4画目の間を広くとるように意識する。
・4画目の「クルン」と回す部分は,三角形になるように意識する。
・3画目は1画目の書き終わりと同じくらいの高さに書く。
この字は特に,画の繋がりを意識するのが大事ですね。
このつながりを意識すると,たとえば3画目が4画目の書き始めよりも左や下に行ってしまうことはありませんよね😄
2.「に」の書き方のポイント
つづいては「に」です。
この字も元になった漢字がイメージしやすいと思いますが,「に」は「仁」という漢字から作られました。
楷書の段階ですでに,ひらがなに近い形をしていますから,分かりやすいですね😄
「に」を書く時のポイントはこの⬇5つです。
・1画目→2画目→3画目が繋がるように意識して書く。
・1,2,3画目の間を広くとるように意識して書く。
・2画目は1画目の書き始めより下,3画目は1画目よりも上に書き,1画目の上下の位置から出ないようにする。
・2画目はほとんど平らに,3画目は右下に下がるように書く。
・3画目は2画目より少し右に出るように書く。
3つの画をバラバラに配置する書き方ですので,その配置が難しいですよね。
2,3画目を字を書くマスの中心くらいから書き始めるようにすると良い感じですね。
3.「ぬ」の書き方のポイント
「な行」の折り返し地点,3つ目の「ぬ」を見てみましょう😄
この字と次の「ね」は,1画が長くて何度も曲げなければなりませんから,なかなかの強敵です。
「ぬ」の元になった漢字は「奴」という字です。
楷書からはイメージしづらいかもしれませんが,草書を見るとほぼ「ぬ」ですね🤣
「ぬ」のポイントはこの⬇4つになります。
・2画目の「ぐるっと」回した右の内側のスペースを広くとるように意識する。
・2画目は1画目よりも上から,そして中心の位置から書き始める。
・2画目の2カ所の「はね上げる」部分は,三角形になるように意識する。
・2画目の2カ所のはね上げ部分を同じ位置(高さ)に揃える。
4つ目の「下を揃える」ポイントを意識すると,字全体が傾いたりしなくなりますよ😄
4.「ね」の書き方のポイント
4つ目は「ね」です。
「ぬ」に引き続き,何度も向きの変わる画があるひらがなです。
この字は「禰」(「祢」)という漢字から作られました。
行書から草書への変化が分かりづらいので,画数の少ない簡略化された「祢」も楷書に載せておきました。
「ね」のポイントは次の⬇5つです。
・1画目を長く書く。
・2画目は左下からの折り返しを書く時に,書き始めよりも左に出るように書く。
・2画目の右内側はスペースを広くとるように意識する。
・1画目が一番下になるように,2画目は1画目より上で折り返し,最後も1画目より上でクルンと回す。
・2画目の右上→下に向きを変えるときに丸めて書くように意識する。
これらのポイントを意識して何度か書いてみると,徐々に安定して書けるようになってくると思います😄
右側の縦に書く部分は,右上の向きを変える部分を丸めるように書くと,自然に少し丸まるのではないかと思います。
縦に向きが変わってからの部分をまっすぐに書いても問題ありません。
5.「の」の書き方のポイント
な行の最後のひらがなの「の」に行きましょう。
この字は安定させるのがなかなか難しいですね。
そして登場回数が非常に多い印象があります。
元の漢字は比較的イメージしやすいと思いますが,「の」は「乃」という漢字から作られました。
形は何となくイメージしやすいけど,書き方のイメージが繋がらないよ。
このように思うかもしれません。
実はこれ,「乃」という字の書き順の問題が大きくて,この字の1画目は左払いの画なんですね。
「カクン,カクン」と向きを変える画は2画目なんです。
この書き順だと,ひらがなの書き方に違和感はなくなりますよね。
「の」の書き方のポイントはこの⬇4つです。
・書き始めと最後のはらいが中心に来るように書く。
・左下から丸めずに,はね上げる。
・右側のスペースが広くなるように意識する。
・最後のはらいは,左側のはねよりも下まで出す。
この「の」もバランスが難しいですね。
左側を大きくしてしまうとバランスが悪くなってしまうので,右側のスペースを広くとることを意識することが大事です。
好みの問題で,上や右側を少し尖らせるように書くこともありますが,基本は上の4つのポイントになります。
6.まとめ
以上,「美文字のための「ひらがな」のコツと書き方 な行編」でした😄
個別の字を,それぞれの写真を見ながら何度も練習してみてくださいね😄
50音(全10行)のうち,半分の5行まで終わりました❗
折り返しましたね❗
常用のひらがなでは5文字ではなく3文字しかない行もありますから,もう半分を超えました❗
次回は「は行」について整理していきたいと思いますので,お楽しみに❗
「は行」は難しいひらがなが多そうです。「ひ」とか,,,🤣
次も気合を入れていきましょう❗
それでは,お疲れさまでした❗😀
「びもじとざん」番外編「な行編」,完❗
ひらがなシリーズへのリンク✍
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